おいしいカニの選び方
ゆでたかにの場合
選ぶポイントは5つ- 1. 色つやのよいもの
- 2. 重量感のあるもの
- 3. 甲羅や脚が軟らかくないもの
- 4. 不快な臭いがしないもの
- 5. 腹部が白いもの
色つやのよいもの
赤味の鮮やかなものつやのあるものを選びましょう。 少し黒味がかって沈んだ色のかには、かにが古く、肉の鮮度が落ちています。 また、ゆですぎの場合は甲羅が乾いています。重量感のあるもの
手にもってみて、小さくてもずっしりと重みの感じられるものを選びましょう。 肉がしまっていて良質です。甲羅や脚が軟らかくないもの
指でおさえてみて甲羅や脚が軟らかいかには脱皮して日数が経ってないかに(=水ガニ)です。 また身もしっかり入っていないので味が落ちます。指で軽く押すと汁が出るかには、ゆで方が足りないか発育不足、古くなったものにみられ肉が少なく大味です。
水ガニ・・・脱皮してからあまり月日がたっていないズワイガニの雄のことを言います。はさみや脚などの身の入りが悪く、かにみその量も少ないです。
脱皮して約1年経つと甲羅も硬くなり松葉がにとして扱われます。
不快な臭いがしないもの
腹部の匂いをかいでみて異様な臭いや不快な臭いのするかには腐敗寸前のかにです。また、手でさわり「ぬるっ」とするかには、鮮度が低下している証拠です。避けた方がいいでしょう。
腹部が白いもの
裏返して腹部が白いかにはたいてい「かにみそ」がおいしい。逆に黒いものはみそが固まっておらず味も良くない、そのうえ腐りやすいです。